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新疆人口、10年で18%増 中国がウイグル自治区で白書

ヤンハンモスクで中国国旗の掲揚を見守るウイグル族住民ら(5月、新疆ウイグル自治区ウルムチ市)=共同

【北京=川手伊織】中国国務院(政府)は26日、新疆ウイグル自治区の人口動態に関する白書を公表した。2020年の国勢調査によると、総人口は2585万人で前回調査の10年前から18.5%増えた。漢民族が大きく増え、ウイグル族の比率は下がった。白書は米欧が批判を強めるウイグル族への迫害についても反論した。

総人口の伸びは2000年から10年にかけての増加率(18.2%)とほぼ同じだった。民族別でみると状況は異なる。漢民族は10~20年で23.7%増えた。増加率は10年までの10年間(17.9%)からさらに伸びた。対照的にウイグル族の伸びは19.8%から16.2%に鈍化した。

この結果、民族ごとの比率はウイグル族が45.0%、漢民族が42.2%となった。両民族の差は3ポイント弱で前回10年の半分に縮まった。漢民族の移住が進んだとみられるほか、都市部に住む漢民族の夫婦も2人まで子を産めるようになり出産が増えた可能性がある。

白書は、海外が「中国でウイグル族への迫害が広がっている」と批判していることにも反論した。強制労働、強制不妊手術、親子分離、文化絶滅、宗教迫害という5つの批判に対して反発した。例えば強制労働の疑惑について、過激化抑制のために建てた職業技能教育訓練センターは国連などの反テロ決議の原則に合致していると強調した。

そのうえで、米国などの反中勢力は先住民迫害の歴史や構造的な人種差別という自国の問題を無視していると批判した。

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