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テスラ、中国でEV28万台リコール 自動運転に不具合

「モデル3」など、19年以降の現地販売の9割超

中国ではテスラ車の品質問題を巡って批判が広がっている(4月、上海国際自動車ショー)

【広州=川上尚志】中国の国家市場監督管理総局は26日、米テスラからリコールの実施計画について届け出があり、同日から実施すると発表した。自動運転システムに不具合があったという。対象は中国で2019年以降に販売した電気自動車(EV)約28万6000台で、この期間の販売台数の9割超に相当する。

テスラは遠隔でのソフトの更新を無料で提供し不具合を解消するとしている。

中国では21年に入ってからテスラのEVの品質問題などをめぐって当局や消費者からの批判が出ている。テスラは対応を迫られた格好で、今後の中国販売に影響する可能性がある。

リコール対象は19年1~11月に中国へ輸入した「モデル3」が約3万6000台、19年12月~21年6月に中国で生産したモデル3が約21万1000台、21年1~6月に中国で生産した「モデルY」が約3万9000台。調査会社のマークラインズによると、テスラの中国での販売台数は、19年1月~21年5月は約30万4000台だった。

不具合は自動運転の制御システムに関わるもので、一部の条件下で車両が急加速する場合があるという。テスラは26日、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」の公式アカウントで、「(中国の)国家の要求に厳格に従い、安全性の向上に努めていく」と投稿した。不具合は遠隔でのソフト更新で対応するため、顧客が来店する必要はないという。

テスラに対しては2月、国家市場監督管理総局などが異常な加速や電池からの発火の問題などが報告されているとして対策を求めた。4月に開かれた上海国際自動車ショーでも、衝突事故を起こしたというテスラ車の女性オーナーが同社ブースの展示車の屋根に乗り、ブレーキ品質に問題があると抗議していた。

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