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中国・習氏、台湾野党次期トップに祝電「団結して前へ」

中国の習近平国家主席=新華社・共同

【北京=羽田野主、台北=中村裕】中国共産党の習近平(シー・ジンピン)総書記(国家主席)は26日、台湾最大野党の国民党の次期主席(党首)に選ばれた朱立倫氏に祝電を送った。対中融和を主張する朱氏が党を立て直すことへの期待感を示した。

中国国営の新華社が伝えた。習氏は「現在、台湾を巡る情勢は複雑で厳しい。中華全体で心を合わせて協力し、団結して前に進むべきだ」と述べた。中台が不可分とする「一つの中国」原則を中国と台湾双方が口頭で認め合ったとする「92年コンセンサス」を堅持し、台湾の独立に断固反対する考えを表明した。

中国共産党の習総書記が送った直筆入りの祝電=国民党提供

習氏の祝電に朱氏は「92年コンセンサスと台湾独立反対を基礎に、交流と協力を強化することで、台湾海峡の平和と安定を促進する」とコメントした。「民進党政権下で、脱中国や反中国を掲げ、中台の両岸の現状を変えようとしている。両岸は危機的な状況に陥り、人々は非常に不安になっている」と現政権を批判した。

習氏は2020年3月に江啓臣氏が主席に選ばれた際には祝電を送らなかった。江氏が「92年コンセンサス」の見直しに言及したことに不快感を示したとみられている。

台湾統一を「共産党の歴史的任務」と位置付ける習氏は、武力行使も辞さない構えをみせている。台湾与党の蔡英文(ツァイ・インウェン)政権は統一を拒否する方針を堅持し、台湾人の支持を集めている。

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