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スーダン軍発砲、クーデター抗議の7人死亡 国際社会非難

米は支援停止

(更新)

【カイロ=共同】軍が首相らを拘束して権力を掌握したアフリカ北東部スーダンの首都ハルツームなどで25日、クーデターに抗議する数万人のデモ隊が軍部隊と衝突した。軍部隊は実弾を発砲し、ロイター通信は7人が死亡、140人が負傷したと伝えた。国際社会からは「民政移管の流れに逆行する」と非難が相次いだ。

ブリンケン米国務長官は25日「文民の指導者の拘束は容認できない」として解放を求める声明を発表した。スーダンに対する7億ドル(約800億円)の援助を即時停止することも明らかにした。国連のグテレス事務総長は「軍事クーデターを非難する」と述べた。

発砲はハルツームの軍施設付近であった。全土に非常事態宣言が出され、軍は主要道路や橋を封鎖した。

スーダンでは2019年4月、大規模な民主化デモをきっかけに約30年続いたバシル政権が崩壊。デモを主導した市民団体は今回、徹底的な抵抗を呼び掛けており、不安定な情勢が続きそうだ。

民主化デモの中心的存在でノーベル平和賞の候補にも名前が挙がる女性活動家アラ・サラさんは25日、電話取材に応じ、街中を多数の軍の車両が行き交い、外出が難しくなっていると明らかにした上で「軍政は認められない。抗議活動はやめない」と述べた。

軍は25日、ハムドク首相や閣僚、政党代表らを一斉に拘束し、放送局を占拠。陸軍出身のブルハン統治評議会議長は25日、軍と民主派が権力を分け合ってきた同評議会と暫定政府の解体を宣言し、軍による統治を行う姿勢を鮮明に打ち出した。

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