習近平氏「中朝関係を高度に重視」 金正恩氏に返電

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の朝鮮中央通信によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は26日までに、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が送った祝電に返電し「私は中朝関係を高度に重視している」と伝えた。
習氏は過去の金正恩氏との会談の成果に触れ「朝鮮半島問題の政治的解決の過程を促し、世界の平和と安定を力強く守った」との認識を示した。「かつてない世界の変化が起きている。私は金総書記と共に地域の発展と繁栄を促進するため、新しくて積極的な貢献をする用意がある」と伝えた。
金正恩氏は10月23日に、3期目入りを果たした習氏への祝電を送った。