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モリソン豪首相のアカウント、利用不能に 中国アプリ

【シドニー=松本史】オーストラリアのモリソン首相が情報発信で利用していた中国の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」のアカウントが2021年7月から使えなくなっていたことが25日までにわかった。豪メディアは中国企業が、このアカウントを買い取ったと報じている。

豪政府関係者によると、アカウントが使えなくなったことについて、豪政府が22年1月までに「複数回、ウィーチャット(を運営する中国のネット大手、騰訊控股=テンセント)に連絡した」という。

豪紙デイリー・テレグラフによるとモリソン氏のアカウントのフォロワーは7万6000人だった。ところが、アカウントはいま「豪州在住の中国人のための新生活」という名称にかわり、モリソン氏の写真は削除された。与党・自由党の国会議員は同紙に対し、中国が「国境を越えて検閲し、民主主義に干渉しようとしている証拠だ」と指摘した。

このアカウントを買い取ったとされる中国企業の幹部は豪公共放送ABCの取材に応じ、フォロワーの多さなどを理由に21年11月、中国・福建省に住む男性から取得したと説明した。「モリソンという人が誰かも知らない」とも話した。

テンセントは声明で、アカウントは「中国在住の個人に登録され、それから現在の運営者に引き継がれた」と説明した。そのうえで「第三者による介入の証拠はない」と主張した。

中国外務省の趙立堅副報道局長は24日の記者会見でこの件について質問を受けると「中国による干渉だとの非難は誹謗(ひぼう)中傷だ。(中国が)外国に干渉したことはないし、関心もない」と言明した。

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