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韓国22年ぶりマイナス成長 20年、コロナで消費不振

(更新)
空き店舗が目立つソウル・明洞の繁華街

【ソウル=鈴木壮太郎】韓国銀行(中央銀行)が26日発表した2020年の国内総生産(GDP、速報値)は物価の変動を除いた実質ベースで前年比1%減少した。マイナス成長はアジア通貨危機に見舞われた1998年以来、22年ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、消費や輸出に深刻な影響が出た。

消費は前年比5%減と、大きく落ち込んだ。新型コロナの感染拡大防止のため韓国政府は夜9時以降の飲食店の実質的な営業禁止などの防疫措置をとった。消費者も外出を控えたことなどが影響した。

輸出も同2.5%減った。主力の半導体は年後半から持ち直したが、新型コロナの影響で貿易が滞り、輸入も同3.8%減少した。政府支出は同5%、設備投資は同6.8%それぞれ増えたが、消費や輸出の落ち込みを埋められなかった。

四半期別にみると韓国経済は持ち直し基調にある。2020年10~12月期のGDPは前期比1.1%増と、2期連続でプラスとなった。けん引役は輸出だ。前期比5.2%増と、2期連続のプラスとなった。半導体や化学製品の輸出が回復した。輸入も2.1%増と、2期連続で増えた。

ただ、消費は1.7%減と、マイナスに転じた。新型コロナの感染拡大が始まった1~3月期に6.5%減と大幅に落ち込んだ後、持ち直してきたが、12月から新型コロナ感染が急拡大。政府がレジャー施設を閉鎖するなど強力な防疫対策をとった影響が出た。

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