TSMC、車載半導体さらに値上げへ 価格決定権シフト
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【台北=中村裕】世界的な半導体の不足を受け、台湾積体電路製造(TSMC)などが最大で15%の値上げを検討していることが、25日分かった。車載用が中心だ。昨秋から値上げを一部で実施してきたが、再度の値上げ要求に踏み切る。短期間での相次ぐ値上げは、自動車メーカーから半導体メーカーへの価格決定権のシフトを映す。
値上げを検討しているのは、半導体の受託生産で世界最大手のTSMCの子会社で、車載用半導体を扱...
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