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百度、北京で有料の自動運転タクシー開始 中国初

【北京=多部田俊輔】中国インターネット大手の百度(バイドゥ)は25日、北京市内の公道の一部で有料の自動運転タクシーの試験サービスを始めたと発表した。これまで公道でのサービスは無料の実験に限られており、公道での有料サービスは中国で初めてという。百度は自動運転技術を検索サービスに次ぐ収益の柱に育てる方針だ。

北京市南部の経済開発区で有料サービスを始めた。当初は60平方キロメートルの範囲内にある600余りの場所で乗り降りでき、サービスの利用状況を見ながら利用範囲を広げる。利用者は専用アプリでタクシーを呼んで目的地まで移動し、料金を支払う仕組みだ。

百度は17日、2030年までに自動運転タクシーを合計100都市で展開する方針を発表していた。北京での有料サービスを手始めとして、詳細な走行データをもとに安全性などの検証を進め、地方政府との協力を深めて、中国全土に広げていく方針だ。

百度は13年に自動運転技術の開発に着手し、17年に自動運転技術の開発連合「アポロ」を立ち上げた。これまでに北京、上海、広東省広州、湖南省長沙、河北省滄州の5都市の公道の一部で自動運転タクシーの無料実験を手掛けていた。

北京では21年5月から郊外の大型公園内に限って有料の自動運転タクシーも運営している。これまでの実績を踏まえ、当局もこのほど公道の一部で有料の試験サービスの提供を認可した。中国メディアによると、百度のほか、小馬智行(ポニー・エーアイ)が合計で100台の自動運転タクシーを用意する。

百度は自動運転タクシーで使う車両の開発も加速する。中国民営自動車大手、浙江吉利控股集団と共同出資で電気自動車(EV)メーカーを設立しており、23年から量産する計画。ネット検索の広告に依存した収益体質からの早期脱却をめざす。

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