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中国・ロシア、示威行動継続か 爆撃機を共同飛行

【北京=羽田野主】中国とロシアが軍事的な連携を強めている。日米豪印4カ国の枠組み「Quad(クアッド)」首脳会議が開かれた24日、核兵器を搭載できる中ロの爆撃機が日本海と東シナ海の上空を飛んだ。ウクライナ侵攻後の共同飛行は初めてで、示威行動が続く可能性がある。

「中ロ両軍の戦略的相互信頼と実務的能力を推進する」。中国国防省の報道官は25日、中ロの共同飛行の目的についてこうコメントした。

中国国営中央テレビ(CCTV)はロシア軍のTU95爆撃機と中国軍のH6爆撃機各2機が共同飛行する場面を伝えた。領空侵犯はなかったが核兵器の搭載が可能な爆撃機の飛行に防衛省関係者は「ここまでやるとは思わなかった」と話す。

侵攻で米欧日から経済制裁を受けるロシアにとって、中国との連携の誇示は追い風になる。中国はロシアへの軍事支援の可能性を否定しているが、国際的なイメージ悪化を覚悟してまでロシアと共同飛行せざるを得ないのは日米の台湾問題への関与に警戒を募らせているためだ。

中国軍で台湾方面を担当する東部戦区は25日、台湾周辺の海空域で複数の兵種を投入した実戦演習を実施したと発表した。報道官は「最近の米台関係への厳正な警告だ」と強調した。

米国が「台湾独立」勢力を支援する取り組みは「危険な状況に導くだけでなく、米国も重大な結果に直面するだろう」と指摘した。

中国では秋に共産党幹部の人事を決める5年に1度の党大会が控えている。3期目を目指す習近平(シー・ジンピン)総書記(国家主席)にとって、台湾統一は譲れない一線だ。米日の関与で統一が遠のいたと受け止められるのは避けたい思惑があるとみられる。

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