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北朝鮮外交官が19年に韓国亡命 義父は金一族の金庫番

朝鮮労働党大会の軍民大会で行進する市民=朝鮮中央通信・共同

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の駐クウェート大使代理だった外交官が2019年に亡命し、妻子とともに韓国に入国していたことが分かった。複数の韓国メディアが25日に報じた。この人物の義父は最高指導者の秘密資金を管理する朝鮮労働党39号室の室長で、故金正日総書記の時代から2代にわたり金庫番として仕えたという。

韓国紙の毎日経済新聞は、脱北した元大使代理が「親として、子どもにより良い未来を与えたくて脱北を決心した」と話していると報じた。韓国情報機関の国家情報院はメディアに「確認できない」との見解を示した。

19年7月には、元駐イタリア大使代理のチョ・ソンギル氏が妻とともに韓国に亡命しており、北朝鮮外交官の脱北が相次ぎ判明している。北朝鮮元駐英公使で韓国国会議員の太永浩(テ・ヨンホ)氏は「特権層でも海外に出れば心変わりせざるをえない。親として子に奴隷のような生活を受け継がせることはできなかったのだろう」と指摘している。

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