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インド、首都封鎖を延長 米欧などが支援拡大へ

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ニューデリーの病院ではコロナ急増で、医療用の酸素やベッドが極端に不足している=ロイター

【ニューデリー=馬場燃】デリー首都圏政府のケジリワル首相は25日、26日早朝に終了予定だったロックダウン(都市封鎖)を5月3日早朝まで延長すると表明した。インドは新型コロナウイルスの変異型の広がりなどで新規感染者が足元で1日あたり約35万人と過去最悪の水準で推移しており、米英なども支援に乗り出している。

インドの1日あたり新規感染者数は米国を超え、世界最多水準となっている。ケジリワル氏は「コロナ感染者が急増し、都市封鎖を1週間延長する」と言及した。都市封鎖は19日から開始していた。

デリー首都圏の新規感染者は25日時点で1日あたり約2万4千人にはねあがり、コロナ感染の治療に使う医療用の酸素が複数の病院で不足している。患者を受け入れる病床も足りず、コロナ急増によって死者数が増えつつある。インドでは従来よりも感染力が強いとされる変異ウイルスが急速に広がっている。

インドでの感染急増が世界に拡大するリスクが高まっている。バイデン米政権は25日、インドへの支援を表明した。新型コロナウイルスワクチンの生産に必要な原材料のほか、検査キット、治療薬、人工呼吸器などを供給する。ワクチンの増産に必要な資金を支援し、公衆衛生の専門家も派遣する。インド政府と協議して合意した。

英BBC放送(電子版)によると、英国は人工呼吸器などの医療器具をインドに提供する。25日に第1弾の支援物資が英国を出発した。フランスや欧州連合(EU)も支援方針を表明した。

インドの隣国であるパキスタン外務省も24日、インドに人工呼吸器やエックス線機器などの提供を申し出たとする声明を発表した。一部地域で領有権を巡って対立するが、インドの感染拡大を放置すれば自国にも広がりかねず、協力を進める。

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