/

豪カンタス赤字900億円 7~12月期、出入国規制響く 

記者会見するカンタス航空のアラン・ジョイスCEO(25日、シドニー)

【シドニー=松本史】オーストラリアのカンタス航空が25日発表した2020年7~12月期決算は、最終損益が10億8100万豪㌦(約910億円)の赤字(前年同期は4億4500万豪㌦の黒字)だった。新型コロナウイルスを受けた出入国制限や行動規制で航空需要が低迷した。売上高は前年同期比75%減の23億3000万豪㌦だった。

豪州は新型コロナを受け、外国人の入国を禁止するなど厳しい出入国規制を敷いている。国内でも州を越える移動が制限された。記者会見したアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は「国際線はほぼ100%、国内線も70%(の需要)を失った」と説明した。

今後については新型コロナのワクチン接種の完了を見越し、10月末にロサンゼルスやロンドン、シンガポールへの運航を再開する方針を明らかにした。国内線は徐々に回復が進むとしたが、国際線需要がコロナ前の19年の水準に戻るのは24年以降になるとの見通しを示した。

ジョイス氏はコロナ禍で活用が進んだオンライン会議システムについて言及、出張の減少につながり法人の航空需要に影響を及ぼすと指摘した。一方で、20年4月に破綻しファンドのもとで再建が進む豪航空2位のヴァージン・オーストラリアから約30社の法人顧客がカンタスに流入したと明らかにし「(オンライン会議などの)技術がもたらす変化を相殺する」と自信をみせた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン