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シンガポールとマレーシア、隔離なしで陸路越境再開へ

【シンガポール=谷繭子】シンガポールとマレーシアは29日から、新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませた人を対象に、隔離なしで陸路で両国間を往来できるようにする。まず越境して通勤する人などから始め、段階的に範囲を広げる。コロナの感染拡大で中断していた陸路往来が1年8カ月ぶりに再開する。

両国政府が24日、発表した。第1段階は予約制のバスでの移動に限定し、双方から1日32往復運行し、1日2880人まで利用できる。行き先の国の国籍や永住権、労働・学生などのビザ保持者が対象で、出発前にPCR検査か抗原検査で陰性であることを証明する必要がある。

今後は段階的に人数を増やし、対象も一般訪問者に拡大する方針だ。

両国は道路と橋でつながっている。コロナ禍前は1日40万人超が行き来し、なかでもマレーシア側から給与水準が高いシンガポールへ越境通勤する人は30万人に上った。ただ2020年3月以降は生鮮食品の配達トラックなどに限定された。

シンガポールで働くマレーシア人はサービス業から製造業、専門職などと幅広い。往来制限で通勤が不可能になり、離職に追い込まれたマレーシア人は増えた。週末の食事や買い物などでマレーシアを訪れるシンガポール人も減ったことで、現地の消費や雇用が悪化していた。陸路往来の再開で、こうした問題の解消が期待されている。

東南アジアではワクチンの普及を受け、他国との往来制限が緩和に向かっている。

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