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新世界G、3370億円でイーベイコリア買収 ECテコ入れ

新世界グループのイーマートが主体となって買収する(ソウル近郊のイーマート店舗)

【ソウル=細川幸太郎】韓国流通大手の新世界(シンセゲ)グループが、ネット通販3位のイーベイコリアを買収すると発表した。3兆4404億ウォン(約3370億円)で、イーベイコリア株の80%を米イーベイから買い取る。約1500万の会員を抱える老舗を傘下に収め、遅れていたネット対応を急ぐ。

イーベイコリアの売却を巡っては、3月の予備入札で新世界のほか、ロッテやSKテレコム、国内ファンドが参加していた。金融関係者によると、6月7日締め切りの本入札に参加したのは新世界とロッテの2陣営で、ロッテ側は3兆ウォン以下の買収金額を提示していたもようだ。

米イーベイは当初5兆ウォン程度の買収価格を見込んでいた。新世界の提案も希望価格には達しなかったため、全株売却の当初方針を転換し、イーベイコリア株の20%は継続保有する。

新世界グループの中核企業イーマートが買収主体となる。IBK投資証券によると、ネット通販の流通総額でイーマートのシェアは3%にとどまる。12%のシェアを持つ3位イーベイコリアを加えれば、ネイバー(18%)に次ぐ2位に付ける。

ただ、消費者に直接販売する「直販型」のイーマートと、出店者を募る「モール型」のイーベイコリアはビジネスモデルが異なり、融合には時間がかかる可能性もある。韓国では流通総額で2位のクーパンが急成長しており、イーマートが今後どういった対抗策を打ち出すのか注目される。

新世界は「未来の流通業はオンライン強者だけが生き残る」と強調。「イーベイコリア買収は時間と機会を買うディールだ」とコメントした。

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