/

エアアジア、マレーシアで配車参入

【シンガポール=谷繭子】マレーシアの格安航空大手、エアアジア・グループは24日、配車事業に参入したと発表した。クアラルンプールとその周辺で同日、サービスを始めた。新型コロナウイルスで航空需要の低迷が続くなか、同社は1つのスマートフォンアプリで旅行予約や食事宅配、金融など幅広いサービスを提供する「スーパーアプリ」を開発、収入源の拡大を目指している。

サービスの名は「エアアジア・ライド」。まず自社便利用の航空旅客など、空港送迎の需要をつかむ。市内移動にも対応する。エアアジアのアプリで航空券購入と同時に車の予約ができ、利便性が高いという。航空便の利用でためたマイレージでも支払えるようにする方向で準備中だ。

運転手は当面1500人から始め、半年内にさらに5千人増やす。年内にマレーシア全域に広げ、東南アジアにも進出する計画だ。

マレーシアの配車市場は最大手のグラブのほか中小も数多く、競争が激しい。エアアジアは運転手に課す手数料を相場の20%より低い15%とし、運賃は競合より10~30%割安にして顧客獲得を狙う。

同社はマレーシアやシンガポール、タイなどで食事や生鮮食品の宅配や化粧品の電子商取引サイト運営など、デジタル事業を拡大している。7月にはインドネシアの配車大手、ゴジェックのタイ事業を買収した。トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は同日のオンライン記者会見で「4~5件の買収案件を検討中だ」と述べた。

ゴジェックとは提携関係も結んでおり、配車アプリの技術などで協力を仰ぐ可能性もあるが、詳細は明らかにしなかった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン