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金与正氏が韓国揺さぶり 終戦宣言案に「興味深い」

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は24日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が提案した朝鮮戦争の「終戦宣言」を巡る談話を公表した。宣言の可能性は否定せず、先に韓国が敵対的な姿勢を改めれば関係改善を議論する余地があると主張した。

朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮は金与正氏に先立ち、米国に敵視政策の撤回を求める外務次官の談話も出した。非核化交渉の再開をにらみ、文氏の提案を利用して米国に譲歩を迫る狙いだとみられる。

金与正氏は終戦宣言について「興味深く良い発想だ」と言及。一方で「わが国への敵視政策が続くなかでの宣言は話にならない」と現時点で実現する可能性を一蹴した。

そのうえで韓国に「今後の言動が敵対的でないなら、北南間の関係回復と発展について建設的な論議をする用意がある」と要求した。対話再開カードで文政権を揺さぶる意図があるとみられる。

北朝鮮は韓国に硬軟両様の態度を取り続けている。7月には1年余り断絶していた韓国との通信回線を復旧させたが、米韓合同軍事演習が始まった8月に再び遮断した。

終戦宣言構想は文大統領が21日(米時間)、国連総会の一般討論演説で提案し「非核化の不可逆的進展と共に、完全な平和が始まる」と訴えた。朝鮮戦争は1953年に休戦協定が結ばれたままだ。

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