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朴前大統領、地元ではなお人気 尹政権との距離焦点

【大邱(韓国南東部)=恩地洋介】2021年末に釈放された韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が24日に退院し、大邱(テグ)市に建てた自宅に入った。保守系の強い地盤である大邱では一定の影響力があり、検察時代に朴氏の事件を捜査した尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領との関係が焦点になっている。

大邱市の自宅前では24日、約5千人の支持者が出迎えた。到着した朴氏が「5年間はとても耐えがたい時間だった。私が至らずみなさんを失望させてしまった」とあいさつすると「朴槿恵コール」が起きた。朴氏に向かって焼酎の瓶を投げた男が警護員に取り押さえられるハプニングもあった。

父の朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領は大邱に近い亀尾(グミ)市で生まれ育った。朴前大統領は1998年以来、大邱の選挙区で国会議員に4回連続当選した。

自宅前には6月の統一地方選の候補者らが姿を見せるなど、朴氏の人気ぶりは健在だった。朴氏はあいさつで政治的な発言は控えたが、政界では尹次期大統領との距離感が注目されている。尹氏は24日、朴氏の退院を受けて「一度、前大統領の自宅を訪ねてみる考えだ」と述べた。

尹次期大統領の周辺には李明博(イ・ミョンバク)元大統領に近い人物が多い。李氏は今も収監中で、尹氏側には文在寅(ムン・ジェイン)大統領に早期の特別赦免(恩赦に相当)を求めようとする動きがある。

17年3月に大統領を罷免された朴前大統領は懲役22年が確定していたが、昨年12月24日に文大統領が特別赦免を決定した。残る17年3月の刑期と未納分の罰金が免除され、12月31日に釈放された。その後も、肩や腰の持病のほか精神状態が不安定とされ入院を続けていた。

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