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大韓商工会議所、新会長にSKトップ選出 財閥大手は初

韓国財閥3位のSKを98年から率いる崔泰源会長

【ソウル=細川幸太郎】韓国経済団体の大韓商工会議所は24日、財閥3位のSKグループ会長の崔泰源(チェ・テウォン)氏(60)を会長に選出した。同商議所会長に4大財閥のトップが就くのは初めて。2017年の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の一連の疑惑を契機に財閥は財界活動から距離を置いてきたが、政策提言に積極姿勢を示す。

大韓商議所は24日にソウル市内で議員総会を開き、新会長を選出した。崔会長は「経済政策提言などで経済団体の役割が高まっている」とし、「社会的価値創出と国家的課題の解決に積極的にかかわっていく」と表明した。

韓国の経済団体としては大企業中心の全国経済人連合会(全経連)が長く財界の代表としての機能を果たしてきた。ただ財閥に対する政府からの圧力も強く、各財閥が距離を置いてきた経緯がある。前政権の時代には政権と財閥の関係を巡る一連の疑惑をきっかけに4大財閥が全経連を脱退し、存在感は一層低迷している。

大韓商工会議所は大企業から中小企業まで全国18万社が加盟し、主に政策提言や他国の経済団体との交流などを担う。SKグループはESG(環境・社会・企業統治)経営に注力しており、脱炭素といった社会課題の解決を掲げる文在寅(ムン・ジェイン)政権とも歩調を合わせていく考えだ。

崔会長はサムスンと現代自動車、SK、LGの4大財閥総帥では最年長のため、財閥トップの中で兄貴分の崔会長が「経済界の代表として適任」(財界関係者)との声も多い。

近年の日韓対立に加えて新型コロナウイルスの感染拡大も背景として、足元では日本財界との交流も希薄化している。全経連に代わって、韓国財界の代表として大韓商議所の崔新会長に求められる役割は一層高まっている。

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