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マレーシア、ミャンマーへ1000人超送還 国連など非難

【シンガポール=共同】マレーシア政府は23日、ミャンマーから入国を図り、収容所に拘束されたミャンマー人約1100人を本国に送還した。政府はクーデターを起こしたミャンマー国軍と送還で合意。ミャンマーがマレーシア西岸に派遣した3隻の艦船で出国した。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や人権団体は、国軍が政権を握ったミャンマーへの送還は「人命を危険にさらす」と非難。アムネスティ・インターナショナルが22日、高裁に送還差し止めを申し立てた。高裁は23日に差し止めを認めたが、既にミャンマーの艦船に乗船済みで法的効力が及ばなかった。

マレーシアの入国管理当局は、送還対象がUNHCRの難民登録の証明書やパスポートを持っていない「不法移民」だと説明。ミャンマー国内で迫害対象となっているイスラム教徒の少数民族ロヒンギャは含まれていないと主張している。

ただミャンマーには他にも紛争を抱える少数民族が複数ある。UNHCRは送還対象に難民登録証の保持者や未成年が含まれているとして、当局に再考を求めていた。

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