安保地図から消える国境 NATO、冷戦後最大の節目
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北大西洋条約機構(NATO)が冷戦終結後、最大の転換点を迎えた。30日閉幕した首脳会議で採択した「戦略概念」は中国を初めて記し、ロシアを「最も重大かつ直接の脅威」と位置づけた。安全保障を巡る世界地図から国境が消えつつある。
岸田文雄首相が欧州にたつ直前の23日。台湾の防空識別圏(ADIZ)へ中国の軍用機が執拗に進入を繰り返した。台湾海峡の南に現れたのは爆撃戦闘機「殲16」や核攻撃能力を持つ戦略爆...
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