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中国・西安が都市封鎖 市民1300万人に外出制限

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【大連=渡辺伸】中国中部の陝西省西安市は23日、新型コロナウイルスの拡大を受けて実質的なロックダウン(都市封鎖)を始めた。約1300万人の全市民の外出を制限する。中国は感染を完全に封じ込めようとする「ゼロコロナ政策」を敷くが、局地的な感染が止まらない。

不要不急の外出を禁止し、1世帯につき1人が2日に1回、生活必需品を買うために外出できる。国内の航空便や他の都市に向かうバスも停止した。高速鉄道(新幹線)は運行しているが、PCR検査の陰性証明書が必要だ。飲食店や映画館、カラオケは営業停止となり、大型の会議やイベントも中止とした。スーパーやコンビニエンスストア、医療機関は開いている。

西安の市中感染者は今月9日~23日朝に、合計で227人となった。中国では12月に入り、市中感染と入国者を合計した新規感染者が50人~120人台と以前に比べて高水準で推移している。「デルタ型」に加え、新たな変異型「オミクロン型」も増えている。

中国が感染封じ込めに躍起となる背景が、来年2月開催の北京冬季五輪だ。五輪の組織委員会は23日に記者会見し、選手と外部との接触を断つ「バブル方式」に自信を示した。

組織委の幹部は「様々な国・地域から多くの五輪関係者が中国を訪れる。一定の陽性者が出る可能性が高い」と説明。一方、別の幹部は「入国から出国までバブルの外に出ることは絶対にできず、(一般人との)接触もできない」と強調した。

「バブル環境」の中で過ごす選手らは宿泊場所と競技会場などを除くと、外に一切出られず、毎日のPCR検査も必須だ。一連の施策は「東京夏季五輪よりも厳しい」との声が多い。

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