/

フランス、メルク製コロナ飲み薬の発注取り消し

(更新)

フランスのベラン保健相は22日、米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス飲み薬「モルヌピラビル」について、発注を取り消したと明らかにした。臨床試験(治験)で期待した効果が得られなかったため、代わりに米ファイザー製の新型コロナ飲み薬「パクスロビド」の調達を進める考えを示した。

仏テレビでのベラン氏の発言をロイター通信などが報じた。ベラン氏は「最新の治験結果がよくなかった」と注文を取り消した理由を述べた。ファイザー製の飲み薬を2022年1月末までに一定量、確保できるとの見通しを示した。

新型コロナの飲み薬をめぐっては、メルクが11月下旬、治験の最終分析でモルヌピラビルが入院と死亡のリスクを約30%下げる効果を確認したと公表した。有効性は中間分析よりも下がっていた。ファイザーのパクスロビドは入院と死亡のリスクを約9割低減するとのデータが公表されている。

メルクは欧州を中心に世界30カ国以上の政府との間で、モルヌピラビルを販売・供給する契約を結んでいる。フランスは5万回分を発注していた。ベラン氏によると、取り消しに伴う仏側の費用負担は発生しない。

米国では米食品医薬品局(FDA)が22日、ファイザーのパクスロビドの緊急使用を承認したと発表した。米国で新型コロナ飲み薬の承認は初めて。メルクもFDAにモルヌピラビルの緊急使用許可を申請している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 国内 海外 感染状況 論文・調査 Nikkei Asia

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン