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韓国、WTO提訴を撤回 日本の輸出管理厳格化めぐり

【ソウル=恩地洋介】韓国政府は23日、日本による韓国向け輸出管理の厳格化措置を受けて進めてきた世界貿易機関(WTO)の紛争解決手続きを撤回すると発表した。韓国は2019年9月、日本側の措置が不当だとしてWTOに提訴していた。日本が厳格化措置を緩和したことで、撤回につながった。

日本政府は19年7月に、半導体材料など3品目について輸出案件ごとに個別審査する措置をとった。韓国側はこれに「韓国最高裁の元徴用工判決と関連した政治的動機で、韓国を狙った差別的な措置だ」と反発した。

韓国はWTOに裁判の「一審」にあたる紛争処理小委員会(パネル)の設置を要請し、日本側とパネルの構成を巡って協議中の段階だった。

今月16日の日韓首脳会談にあわせて、厳格化措置の緩和が決まり、日本の経済産業省は23日、外為法の通達を改正したと発表した。

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