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シンガポールのGIC、マレーシア病院に200億円出資

推定資産規模が約50兆円に上るGICはアジア有数の政府系ファンドだ=ロイター

【シンガポール=中野貴司】シンガポールの政府系投資会社GICは23日、マレーシアの複合企業サンウェイ傘下の病院運営会社に出資し、株式16%を7億5000万リンギ(約200億円)で取得すると発表した。所得水準の向上や高齢化の進展によって、東南アジアの医療関連産業の成長は続くとみて、出資を決めた。

出資するサンウェイ・ヘルスケア・ホールディングスは2つの大型病院を持ち、合計の病床数は800。今後数年間で6つの病院を新設し、病床数を3000に上積みする計画で、GICから得る資金を活用する。23日に会見したサンウェイのジェフリー・チア会長はGICの世界的なネットワークや医療分野での経験に加え、「他の投資家と比べて長期的な目線で投資することが出資受け入れの決め手となった」と説明した。

GICの東南アジア株式投資の責任者であるアミット・クナル氏は「新型コロナウイルスによる旅行の制限が解除されれば、海外からの医療目的の来訪も再び増える」として、マレーシアの病院産業の先行きに楽観的な見方を示した。GICによると、これまで中国やフィリピン、ベトナムなどで医療産業に投資した実績があるという。

米調査会社ソブリン・ウエルス・ファンド・インスティテュート(SWFI)によると、GICの推定資産規模は4532億ドル(約50兆円)で、世界の政府系ファンドの中で6位。2020年3月末時点で新興国の株式には資産全体の15%を振り向けている。

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