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サムスン営業益11%増 4~6月、半導体メモリーけん引

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が7日発表した2022年4~6月期の連結営業利益は前年同期比11%増の14兆ウォン(約1兆4500億円)だった。売上高は同21%増の77兆ウォンだった。半導体メモリー事業が引き続き好調で、為替が対ドルで13年ぶりのウォン安水準となったことで収益増につながった。

ただ、増益率11%は20年1~3月期以来、約2年ぶりの低水準にとどまった。前四半期比では売上高と営業利益ともに微減となった。スマートフォンの伸び悩みのほか半導体素材や家電用鋼板など原材料価格の上昇も響いた。

純利益や事業部門別の収益などは7月末に発表予定の決算確報値で公表する。

前年同期比の増益をけん引したのは半導体メモリーだ。韓国IBK投資証券の推計によると、4~6月期の半導体部門の営業利益は同4割増の9兆8500億ウォンと、全体の7割程度を稼いだもよう。米IT(情報技術)大手のデータセンター投資によって主力メモリーのDRAMが伸びた。

一方で、スマホと家電、ディスプレーの3事業は苦しい。景況感の悪化からスマホの買い替えが進まず、巣ごもり消費で販売好調だった家電は失速した。ディスプレーも減益に見舞われており、今後は半導体部門にも影響が広がる可能性が高い。

足元の株価はサムスンの減速を映し出す。昨年末比で28%下落し、2年ぶりの安値圏で推移する。メモリー市況の先行きも不透明感が高まっており、主力4事業すべてが低迷するシナリオも現実味を帯び始めている。

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