中国最高指導部、「習派」8割に 政治リスク増大懸念
[有料会員限定]
【この記事のポイント】
・習氏3期目、自らに近い人物で指導部固め権力集中
・共青団・上海閥を一掃、「重し」役の年長者も不在
・後継者みえず長期政権化も。政治リスク強まる懸念
・習氏3期目、自らに近い人物で指導部固め権力集中
・共青団・上海閥を一掃、「重し」役の年長者も不在
・後継者みえず長期政権化も。政治リスク強まる懸念
【北京=多部田俊輔】3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が23日に発足した。習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占めた。序列24位以内の政治局員でも約7割とみられ、権力集中がいっそう進...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。
■「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
■「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます