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2億人退職の中国、衰える活力 窮余の定年延長が波紋

全人代2023 3期目の習政権(下)

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「毎年1万元(約19万3000円)を積み立てよう」。湖北省武漢市でIT企業に勤める李麗さん(仮名、25)は今年から夫と老後の備えを始めた。積立金は2人の合計年収の5%。納税や住宅ローンの返済も考えると決して少なくない。

将来への不安を強めたきっかけは2月、職場の窓から眺めた医療保険改革を巡る抗議活動だ。多くの高齢者が個人向け医療費補助の減額などへの反対を訴えた。「医療保険の削減が既に始まった。公...

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    【関連コラム】
  • 「習政権ウオッチ」
    習近平政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
  • 「大中国の時代」
    異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます。

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