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胡春華・副首相が降格 政治局員から外れる

【北京=多部田俊輔】中国共産党の第20期中央委員会第1回全体会議(1中全会)が23日に北京市で開かれ、一時は次期の首相候補とも目された胡春華(フー・チュンホア)副首相(59)が最高指導部を指す政治局常務委員に選ばれなかった。序列上位24人の政治局員から外れており、降格した形だ。

胡氏は胡錦濤(フー・ジンタオ)前総書記(前国家主席)や李克強(リー・クォーチャン)首相を輩出してきた共産主義青年団(共青団)出身で、習近平(シー・ジンピン)氏とは距離があるとされる。今回、政治局員にも選出されなかったことで降格した形となり、2023年3月には副首相から外れる可能性が大きいとみられる。

1中全会では、22日に閉幕した党大会で選出された約200人の中央委員の中から、政治局員(同24人)を選び、その中から政治局常務委員を選出する。胡副首相は10年前の第18期の党大会から政治局員に選ばれていた。

内モンゴル自治区や広東省のトップである党委書記を務め、将来の首相候補とされてきた。習氏が自らの側近らで指導部を固めるなかで、政治局員からも外れたとみられる。

今回の党大会では胡副首相も習氏への忠誠を示す「二つの確立」を長期にわたって断固守るなどとかたり、習氏の長期政権を支持する姿勢をみせていた。

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習政権

3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。

「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます

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