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台湾国防部、中国軍機の侵入が今年940機超と公表

【台北=中村裕】台湾の国防部(国防省)は22日、2021年に防空識別圏に侵入した中国軍機の延べ数が、940機を超えたことを明らかにした。立法院の外交・国防委員会の求めに応じ、提出した中国関連の報告書の中で示した。日本経済新聞の調べでは、中国軍機は1年で230日以上にわたって侵入していた。

報告書では、中国が台湾への武力侵攻を諦めていないとも指摘した。スパイ活動やサイバー攻撃を通じたいわゆる「グレーゾーン作戦」にも強い危機感を示した。

報告書では具体例は避けたが、特に台湾内部の協力者を通じたスパイ活動が近年、脅威を増している。ロイター通信は20日、過去10年間に、台湾でスパイ容疑で有罪判決を受けた台湾軍の現役や退役した大尉以上の軍人が少なくとも21人に上ったと報じた。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統の警護の機密情報にもスパイ活動が及んだと指摘した。現在、少なくとも9人が裁判中か調査中としている。

これを受け、国防部トップの邱国正・国防部長は同委員会の出席前、報道陣の取材に応じた。「軍内部では一貫してスパイ防御の観点から意識の強化を図ってきた。最も重要なのは『早期発見』だ」と強調し、今後も組織の強化を一段と図る考えを示した。

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