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ポスコ、EVモーター鋼板の生産量4倍に 1000億円投資

【ソウル=細川幸太郎】韓国鉄鋼大手ポスコは22日、韓国南部の光陽製鉄所に電気自動車(EV)モーター向け電磁鋼板の生産棟を新設すると発表した。投資金額は1兆ウォン(約1千億円)で、2025年の量産を目指す。自動車産業のEVシフトを背景に同製品の生産能力を4倍に引き上げて需要増に対応する。

増産するのは「無方向性電磁鋼板」と呼ばれる特殊鋼板。EVや白物家電のモーター内部の鉄心(コア)に使われ、製品の省エネ性能を左右する重要部品となる。21年に日本製鉄トヨタ自動車と中国・宝山鋼鉄を特許侵害で訴えたことでも話題になった。

ポスコは同製品の生産能力を現在の年産10万トンから25年には40万トンに引き上げる。同日開いた新棟着工式には、顧客の現代自動車と起亜、サムスン電子、LG電子の幹部も出席。生産能力を高めて世界のモーターメーカーに販売先を広げる。

ポスコグループはEV時代を見据えて布石を打つ。モーター部材のほか、傘下のポスコケミカルが車載電池の電極材の積極増産を進めており、アルゼンチンでリチウム鉱山を買収するなど川上の資源確保にも乗り出した。利幅の大きい高付加価値製品に注力して安定収益を得る狙いがある。

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