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ベトナム共産党、党大会が開幕 新指導部を選出へ

ベトナム共産党のチョン書記長(左から2人目)は元首の国家主席を兼ねる(チョン氏から右へフック首相、ガン国会議長)=国営ベトナム通信

【ハノイ=大西智也】ベトナムを一党支配するベトナム共産党の第13回党大会が25日、首都ハノイ市で開幕した。国営メディアが報じた。2月2日までの日程。むこう5年間の党や国家の運営方針のほか、最高指導者で党序列1位の書記長をはじめとする新たな指導部を決める。2期10年を務めてきたグエン・フー・チョン書記長(76)の去就が焦点だ。

チョン氏は2018年10月から元首の国家主席を兼ねる。党と政府のそれぞれでトップの地位を占める。さらに中国共産党の習近平(シー・ジンピン)指導部のように「反腐敗」を掲げ、政敵を失脚させてきた。新型コロナウイルスの感染を早期に抑制し、多額の公共投資で経済の腰折れを防ぐ手腕が党内で評価されてもいる。

一方、高齢で、19年4月の地方視察では体調を崩し、健康不安説が消えない。党の規約は書記長の任期を「連続2期まで」と定めており、仮にチョン氏が続投する場合は党大会で例外を認める手続きが必要になるとの見方もある。

チョン氏が書記長として3期目に入れば、1976年の南北ベトナム統一後で初めて。同氏が退く場合、後任としてチョン氏の側近とされるチャン・クオック・ブオン党書記局常務(67)やグエン・スアン・フック首相(66)らの名前があがる。

党大会は5年に1度で、2016年以来の開催。書記長、国家主席に首相、国会議長(一院制)を加えたポストは「四柱」と呼ばれ、指導部のなかでも重要な人事だ。前回大会では約450万人の党員の代表として1510人が参加し、200人の中央委員を新たに選んだ。そこから指導部にあたる政治局の19人が選出された。書記長は政治局員のなかから選ばれた。今回も同様な段取りになるとみられる。

前回大会ではグエン・タン・ズン首相(当時)の書記長就任も取り沙汰された。だが、最終的にチョン氏の続投が決まり、ズン氏は引退に追い込まれた。その後のチョン指導部による反腐敗運動の標的にはズン氏に連なる人物が目立つ。

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