東南アジア「次のグラブ」候補台頭 21年はユニコーン倍増
モバイル決済・EC強み ハイテク株安で逆風も
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【クアラルンプール=中野貴司】東南アジアのスタートアップへの資金流入が目立つ。2021年は25社のユニコーン(企業価値が10億ドル=1150億円=以上の未上場企業)が生まれ、総数は20年から倍増した。モバイル決済や電子商取引(EC)の分野で、地域を代表する新興企業だった配車大手のグラブなどに続く次世代の企業が台頭している。ただ今後は世界的な株安で投資家心理が悪化する懸念もある。
「既にベトナムで...
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