中国、エネルギー安保を強化 自給率向上や輸入元多角化
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【北京=川手伊織】中国はエネルギー安全保障を強化する方針だ。国家エネルギー局の章建華局長が21日の記者会見で「エネルギー供給を多元的で安全なものとし、需給バランスを保てるようにする」と述べた。米国やオーストラリアなど資源の輸入元との対立が続くなか、自給率の向上や輸入元の多角化を図る狙いがあるとみられる。
章氏は、新たな5カ年計画が始まる2021年からの重点課題として、エネルギー安保の強化を挙げた。...
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