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中国BYD、4千億円調達 香港市場で増資

中国BYDの足元の新車販売は復調している(20年11月、広東省広州市での展示)

【広州=川上尚志】中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)は21日、香港取引所で増資により299億香港㌦(約4千億円)を調達すると発表した。運転資金や新型車などの研究開発などに充てる。中国のEV市場は拡大基調だがメーカー間の販売競争が激化しており、資金調達で競争力の向上につなげる。

BYDは1株225香港㌦で1億3300万株を新たに発行する。深圳証券取引所への上場分もあわせた発行済み株式の約5%に相当する。中国メディアによると、投資ファンドなど200超の機関投資家が引受先になるという。BYDは「アジアの自動車業界で過去10年で最大の株式による調達になる」としている。

中国のEVなど新エネルギー車は、足元で販売好調が続く。2020年前半は新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで落ち込んだが、通年では19年比10.9%増の136万7千台になった。BYDの20年の新エネ車の販売は19年比17.4%減の18万9千台にとどまったが、20年12月は前年同月比2.2倍の2万8千台で復調傾向にある。それでも米テスラに加え、上海蔚来汽車(NIO)といった中国新興メーカーなどとの競争は激しさを増している。

中国のEV業界では、増資による資金調達が相次いでいる。特に米国上場する新興メーカーが目立ち、20年12月にはNIOが30億㌦(約3100億円)、小鵬汽車が25億ドル、理想汽車も13億ドル超をそれぞれ調達した。テスラを筆頭に20年以降にEVメーカー株が急騰しており、各社にとって資金調達の好機となっている。

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