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フィリピン新興企業、シェル系買収 ガス田権益を取得

最大500億円で

【マニラ=志賀優一】フィリピンの新興複合企業ウデンナ・グループは20日、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル系のガス田探査・開発企業を買収すると発表した。買収にかかる金額は最大で4億6千万ドル(約500億円)。ウデンナは同国で主力のマランパヤの天然ガス田の権益を90%保有することになる。

ウデンナはエネルギーや通信などで存在感を高めている(21日、マニラ)

ウデンナ傘下のマランパヤ・エネルギーXPが、ガス田開発のシェル・フィリピン探査を完全子会社化する。シェルによると買収額は3億8千万ドルで、2022年から24年に資産やエネルギー価格の変動に応じて追加で最大8千万ドル支払う。

マランパヤは同国の北部ルソン島のエネルギー供給を担う重要なガス田だ。権益は今後、ウデンナが90%、フィリピン国営石油会社(PNOC)探査が10%を保有することになる。もともとシェルと米シェブロンが中心となって開発したガス田だが、数年のうちに枯渇することが予測されている。シェルにとっては資産再編の一環となる。

一方、ウデンナは20年にシェブロンの権益45%を取得した。シェルの権益も取得し、ガス田開発のノウハウを蓄積するとみられる。ウデンナは財閥系2社が寡占するフィリピンの通信市場に第三の通信会社として参入するなど事業を拡大している。

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