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「台湾の平和・安定は重要」 英豪、安保協力を強化

【ジャカルタ=地曳航也】英国とオーストラリアは21日、シドニーで外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開いた。中国を念頭に2021年に米国と発足した安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」に基づく協力を強化すると確認。台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した。

英豪は協議後に発表した共同声明で、豪州がオーカスのもと米英の技術供与を受けて原子力潜水艦を配備する計画に関し、早期実現に向けた協力を申し合わせた。今後、米国も交えた協議を進め、23年3月ごろまでに計画の大枠を示す見通しだ。

台湾情勢をめぐり「台湾海峡全体の平和と安定の重要性を強調する」と明記し、当事者に平和的解決を促した。台湾の国際機関へのオブザーバー参加も支持した。南シナ海問題では航行や上空飛行の自由の重要性を訴え、海域の主権を一方的に主張する中国をけん制した。

共同声明では中国の人権問題にも触れた。「新疆ウイグル自治区での深刻で悪質な人権侵害に関する報告に深刻な懸念を表明する」とした。両国とも人権問題を理由に2月に開催する北京冬季五輪に外交使節団を派遣しない「外交ボイコット」を決めている。

米欧とロシアが対立し緊迫するウクライナ情勢に関しては、ロシアの周辺での軍事力の増強に深い懸念を表明した。ウクライナの主権と領土保全を支持し、ロシアに緊張緩和に向けた外交努力を促した。ただペイン豪外相は記者会見で直接的な軍事支援について否定的な考えを示した。

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