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ピンドゥオドゥオ、前期最終益6000億円 中国ネット通販

【上海=若杉朋子】中国ネット通販大手の拼多多(ピンドゥオドゥオ)は20日、2022年12月期の最終利益が315億元(約6000億円)だったと発表した。21年12月期と比べて4.1倍に増えた。米国市場に進出するなど海外展開を進めており、認知度を高めるための広告宣伝費などが増えたが、2期連続で黒字を確保した。

売上高は39%増の1305億元だった。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)で上海市の物流が混乱した際に、生活物資の配送ニーズを囲い込むなどして利用者層の拡大につなげた。陳磊・最高経営責任者(CEO)は「22年はデジタル化の恩恵を社会にもたらすため、中核となる能力を強化した」とコメントした。

22年10〜12月期の売上高は398億元と、21年10〜12月期に比べて46%増えた。最終利益は43%増の94億元だった。広告宣伝費のほか、採用増などで研究開発費用が膨らんだ。売上高は事前の市場予想を下回ったが、競合であるアリババ集団や京東集団(JDドットコム)を増収率では上回った。

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