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中国版TikTok、自社のスマホ決済導入 

テンセント・アリババに対抗

中国版TikTokは6億人超の利用者を抱える=AP

【上海=松田直樹】中国ネット大手の北京字節跳動科技(バイトダンス)は運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の中国版にスマホ決済機能を導入した。中国版ティックトックが抱える6億人超のユーザーに利用を促し、スマホ決済市場で先行している騰訊控股(テンセント)とアリババ集団を追撃する。

バイトダンスは20日までに、中国版ティックトック「抖音(ドウイン)」にスマホ決済「抖音支付(抖音ペイ)」を導入した。生中継の動画上で配信者を応援するための「投げ銭」や、ライブ動画を見て商品を購入するライブコマースなどの支払いの際に利用することができる。

中国のスマホ決済市場はテンセントの「微信支付(ウィーチャットペイ)」と、アリババ集団傘下のアント・グループが運営する「支付宝(アリペイ)」の2社で約9割のシェアを握っている。抖音のアプリ上でも2社のスマホ決済は利用可能だが、バイトダンスは販促活動などを強化して抖音ペイのシェア拡大を狙う。

一方、ネット企業による金融事業は中国の規制当局が監督を強めている。アントは当局の監督方針の変更で2020年11月に予定していた大型上場を延期した。

さらに、金融当局は「(アントの)企業統治が不健全」などの問題点を指摘し、アントに対して金融持ち株会社設立などの改革案を早期に作成することを求めている。こうした規制強化は今後、抖音ペイ事業の先行きにも影響を与えるのが避けられないとみられる。

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