/

フィリピン、ワクチンえり好みを防止 直前まで告知せず

【マニラ=志賀優一】フィリピン政府は20日、新型コロナウイルスワクチンを接種する対象者に直前までメーカー名を告知しないよう地方自治体に指示した。同国は現時点で米国や中国、ロシア製など7種類のワクチンの緊急使用を承認し順次輸入している。国民がメーカーをえり好みし接種が遅れる事態を避ける狙いがある。

地元報道によると、首都マニラのワクチン接種会場で米ファイザー製のワクチンが接種できるとわかり、18日未明から長蛇の列ができた。政府はワクチンを十分に調達しても人気が偏って接種が遅れることを懸念し、接種するメーカー名を直前まで告知しないよう指示した。

フィリピンでは3月にワクチン接種が始まり、順次対象者を増やしている。同国のワクチン接種完了率は1%未満で「最もよいワクチンは、ブランドにかかわらず今利用できるワクチンだ」としている。

インフォームドコンセント(説明と同意)を果たすため、接種会場でメーカー名を通知する。メーカー名を知り接種を拒絶した場合は、再び順番を待つことになるという。

同国は中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)や英アストラゼネカなどを含む7種類の新型コロナワクチンの緊急使用を承認した。中国製などのワクチンはファイザーを上回る規模で調達している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 国内 海外 感染状況 論文・調査 Nikkei Asia

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン