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中国政策金利、9カ月連続据え置き 1月3.85%

北京市内の中国人民銀行本店

【北京=川手伊織】中国人民銀行(中央銀行)が20日発表した2021年1月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は1年物が3.85%で、9カ月連続で据え置いた。新型コロナウイルスで落ち込んだ経済成長率は正常化したが、物価の伸びは鈍っている。昨春から続く緩和的な金融政策の効果をなお見極める構えだ。

人民銀行は毎月LPRの1年物と5年物を公表している。1年物は優良企業に適用する貸出金利の目安となり、事実上の政策金利だ。5年物は住宅ローン金利の目安とされ、年4.65%とした。1年物と同じように、20年5月から据え置きが続いている。

20年10~12月の実質国内総生産(GDP)は前年同期比6.5%増と、新型コロナまん延前の19年10~12月の増加率(6.0%)を上回った。一方、局所的な新型コロナの感染再拡大をうけ行動制限が広がり、消費の回復はもたついている。

20年12月の食品とエネルギーを除く基調的な消費者物価指数(CPI)の伸びも10年9カ月ぶりの低水準にある。人民銀行は緩和的な金融環境が消費の回復を下支えし物価の伸びも今後、緩やかに高まるとみている。いまの政策効果を慎重に判断する方針とみられる。

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