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インド、近隣6カ国にワクチンを無償提供 20日から

インドでは16日から累計で約63万人の医療従事者がワクチンを接種した(19日、ムンバイ)=ロイター

【ムンバイ=早川麗】インド政府は19日、新型コロナウイルスの自国製ワクチンを近隣6カ国へ無償提供すると発表した。まず20日からミャンマーやバングラデシュなどに供給する。アフガニスタンなどに対しても、各国がワクチンの使用を承認し次第、供給する。各国からの要望を受け、周辺国を優先して対応する。

20日から供給するのはブータン、モルディブ、ネパールとインド洋の島国セーシェルを加えた6カ国。19~20日に、各国の予防接種の責任者やコールドチェーン(低温輸送網)の関係者らにワクチンの取り扱いなどについて研修を実施する。アフガンとスリランカ、モーリシャスの3カ国にも条件が整えば発送する。

インドでは年初に2つのワクチンの緊急使用が承認され、16日から医療従事者らを対象に接種が始まった。1つは英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同開発し、印セラム・インスティチュート・オブ・インディアが製造した「コビシールド」。もう1つは別のインド企業バーラト・バイオテックがインド政府系機関と共同開発した純国産の「コバクシン」だ。

インド政府は各国に無償提供するワクチンの種類や数量を明らかにしていないが、インドメディアによると、バングラにはコビシールドを200万回分を贈る。今回の無償提供とは別に、各国はインドから有料でワクチンを調達する計画を立てている。例えばバングラやミャンマーはセラムからコビシールドをそれぞれ3000万回分、購入することで合意している。

インド産のワクチンは他国のワクチンよりも安いのが特徴だ。インド政府はメーカーから1回200ルピー(約280円)で調達した。ただ19日夕方までに接種した計63万人のうち9人が副反応で入院し、インド製ワクチンの安全性を不安視する向きもある。

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