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ソフトバンクG、インドの再生エネ会社をアダニに売却

(更新)
ソフトバンクなどがインド南部で稼働させた大規模太陽光発電所

インド新興財閥アダニ・グループ傘下の再生可能エネルギー大手のアダニ・グリーン・エナジーは19日、ソフトバンクグループ(SBG)傘下で再生可能エネ事業を手がけるインド子会社を買収すると発表した。アダニ・グリーン・エナジーは同社の企業価値を35億ドル(約3800億円)と評価しているが、負債などを含めた買収総額は明らかにしていない。

アダニ・グリーン・エナジーは太陽光や風力など多数の発電所を運営しており、2025年までに発電能力を25ギガ(ギガは10億)ワットにまで引き上げる目標を掲げている。事業拡大に向けて、近年は仏トタルの出資も受け入れた。

インドでは電源構成の大半を石炭火力が占めてきたが、政府は気候変動問題への対応を背景に再生エネを推進している。30年までに同国全体で約500ギガワット分の導入をめざしている。

一方のSBGは15年にインドでの再生可能エネルギーの発電事業に参入し、中長期で発電出力20ギガワットに増やす計画を掲げていた。だが現状は太陽光発電を中心に計約5ギガワットにとどまる。SBGは「人工知能(AI)分野への投資の加速に集中している」とコメントし、インドの再エネ事業からは事実上、撤退となる。

日本ではSBエナジー(東京・港)が全国約50カ所でメガソーラー(大規模太陽光発電所)を運営し、新設を続けている。一方で、サウジアラビアでの大規模な再エネプロジェクトでは太陽光発電所の稼働が計画通り進んでおらず、海外での再エネ事業の計画が見直される可能性がある。

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