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台湾、最大野党の国民党主席選に4氏が立候補

16年の総統選で蔡英文氏に敗れ、党主席を辞任した朱立倫氏。国民党のトップに返り咲きを狙う(16年1月)=ロイター

【台北=中村裕】台湾の最大野党の国民党は19日、9月25日に投開票する党主席(党首)選挙に、立候補した4人の候補者を正式に認めたと発表した。事実上、現主席で立法委員(国会議員)の江啓臣氏(49)と、元主席の朱立倫氏(60)の一騎打ちとなる。2020年の総統選で大敗して以降、低迷する党の支持率の回復、対中政策が課題となる。

現職の江氏は20年3月、党主席に就いた。同年1月の総統選で、国民党が大敗した責任で前主席が辞任したため、江氏は若手のホープとして党の立て直しを期待されてきた。

一方、朱氏は16年の総統選で蔡英文(ツァイ・インウェン)総統に惨敗し、党主席を辞任した。ただ、その後も前総統の馬英九氏などと並び、党内の実力者として存在感をみせ続け、久々に党トップへ返り咲きを狙う。

国民党は一貫して中国に対して融和路線を敷いている。そのため、中国の統一圧力が強まる最近は特に支持率の低迷が続く。政治大学の選挙研究センターが1992年から実施する支持政党の調査では、直近7月に公表した国民党の支持率は18.7%と過去最低水準となった。一方、対中強硬路線を敷く与党・民主進歩党(民進党)は同31.4%で、大きな差が開いている。

台湾では来秋、統一地方選を控える。24年の総統選の前哨戦に位置づけられ、国民党は今回の主席選を機に、立て直しを急ぎたい考えだ。

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