/

ミャンマー、クーデター後初の直行帰国便が成田到着

(更新)
ミャンマーではクーデターへの抗議デモが続いている(19日、ヤンゴン)=ロイター

国軍のクーデターへの大規模抗議デモが続くミャンマーで19日、現地在住の日本人を乗せてヤンゴン国際空港を出発した全日空機が同日夜、成田空港に到着した。1日のクーデター後、初めての直行帰国便で、全日空によると乗客は幼児含め75人。退避勧告は出ていないが、ミャンマー駐在の企業関係者らが安全上の理由などから搭乗した。

全日空は新型コロナウイルス感染拡大前まで、ヤンゴン―成田便を1日1往復させていた。感染対策で入国が制限され、減便していたところ、クーデターが起きたため、運航を見合わせた。

ヤンゴンからの便は19日午後8時ごろ成田に到着。約6時間のフライトを経た帰国者には疲れの表情が目立ち、新型コロナの検査や入国手続きに向かった。降機後すぐに電話で関係者と連絡を取る人もいた。

出発約3時間前の午前8時半(日本時間同11時)には、全日空カウンター前に長蛇の列ができた。ミャンマー人の同僚らに手を振り、別れを惜しむ乗客の姿が見られた。

製造業の40代男性は、日本の本社から急きょ帰国を命じられた。今後も数年駐在する予定だったが、先行きが分からなくなったとし「出社しながらデモにも繰り出し、闘おうとする社員たちを見て涙が出ている。本当に後ろ髪を引かれる思いだ」と話した。

同様に帰国命令が出た不動産業の男性(49)は「本当につらい。ただ事業を撤収するわけでない。必ず戻ってくる」と言葉に力を込めた。

ミャンマーは近年、急速に経済成長を遂げ、400社以上の日本企業が進出。外務省によると、昨年12月末時点で3505人の日本人が在留する。ミャンマーでは公務員や医療従事者が職務を放棄する「不服従運動」への賛同者が増え、経済に大きな影響が出ている。(共同)

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデター。なぜ起きたのでしょうか。 最新ニュースはこちら。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン