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豪資源大手、7~9月期の鉄鉱石減産 コロナで人手不足

【シドニー=松本史】オーストラリアに拠点を置く資源大手2社の7~9月期の鉄鉱石生産が前年同期を割り込んだ。新型コロナウイルスを受けた移動規制による人手不足などが影響した。

豪英大手BHPグループが19日に発表した7~9月期の豪州での鉄鉱石生産量は前年同期比5%減の7060万トンだった。同社は減産について「従来から計画していた設備の整備」を主要な要因に挙げた。

同時に、鉄鉱石を積み出し港まで運ぶ鉄道についても「新型コロナを受けた州境(を越える移動)の規制で、一時的な人手不足があった」と説明した。2022年6月期通期の鉄鉱石生産見通しは従来の2億7800万~2億8800万トンに据え置いた。

英豪大手のリオティントも7~9月期の豪産鉄鉱石生産量が8330万トンと前年同期を4%下回った。ヤコブ・スタウショーン最高経営責任者(CEO)は生産報告で「操業面で4~6月からは改善したが向上の余地がある」と述べた。

同社は21年12月期の豪産鉄鉱石の出荷量についても、7月時点の予測である3億2500万~3億4000万トンを下方修正し、3億2000万~3億2500万トンになるとの見通しを示した。人手不足により鉱山開発などに遅れが出ているためだ。

BHPやリオティントの鉄鉱石鉱山がある西オーストラリア州では新型コロナの感染拡大による移動制限などを受け、資源業界の人手不足が顕在化した。リオティントは「移動制限や人材を巡る問題は(鉱山や関連設備の)整備計画の実行、事業の遂行などに影響を及ぼす可能性がある」とした。

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