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パッキャオ上院議員、フィリピン大統領選出馬へ

ボクシングを通じた圧倒的な知名度を生かせるかが焦点だ(8月、米ラスベガス)=ロイター・USAトゥデースポーツ

【マニラ=志賀優一】フィリピンのマニー・パッキャオ上院議員は19日、2022年5月に実施される大統領選に出馬することを決めた。ボクシング界の英雄で国民の人気が高い同氏は世論調査でも支持率は上位だ。ドゥテルテ大統領らと対立しており、反ドゥテルテ派の支持をどこまで集められるかが焦点となる。

与党PDPラバンのパッキャオ氏らの派閥が同日会合を開き、パッキャオ氏を大統領選候補にすることを決めた。かねて出馬する意向があるとされてきた同氏がこの決定を受け入れた。

パッキャオ氏はドゥテルテ政権下で汚職や不正が続いていると批判を繰り返し、対立してきた。同日の会合でもパッキャオ氏は「税金を腐敗させた政府関係者よ、あなたたちは刑務所で再会を果たすだろう」と立場を鮮明にした。

パッキャオ上院議員はドゥテルテ大統領と対立する=ロイター

比調査会社パルスアジアの世論調査では22年の大統領選候補として5番目の支持率(8%)を得た。ボクシングを通じた圧倒的な知名度を選挙戦に生かすとともに、現政権への批判を通じてどこまで支持が集められるかが重要となる。

もっとも与党PDPラバンは内部分裂状態にある。パッキャオ氏は本来同党の党首だったが、同党内で対立するクシ・エネルギー相らの派閥がパッキャオ氏はあくまで党首「代理」だったと主張し、同党から追放すべきだとも主張している。

クシ氏らが開いた会合では、大統領候補にドゥテルテ氏の20年来の側近であるゴー上院議員を、副大統領候補にはドゥテルテ氏にすることを決めた。さらに大統領選の最有力候補でドゥテルテ氏の長女、サラ・ドゥテルテ南部ダバオ市長への支持も引き続き根強い。10月に立候補者の正式な申請を控えており、各陣営の動きが激しくなってきた。

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