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豪リチウム大手が合併 オロコブレとギャラクシー

オロコブレはアルゼンチンで炭酸リチウムを生産する=同社提供

【シドニー=松本史】オーストラリアのリチウム資源開発会社オロコブレとギャラクシー・リソーシズは19日、合併することで合意したと発表した。電気自動車(EV)の車載電池に使うリチウムは世界的な需要増加が見込まれ、資源会社の開発競争も激化している。経営統合により投資余力を高め、供給拡大を急ぐ。

豪当局や裁判所の判断を経て、8月中の統合完了を目指す。オロコブレの株主が合併会社の株式の54.2%、ギャラクシーの株主が45.8%を保有する。最高経営責任者(CEO)にはオロコブレのマーティン・ペレス・デ・ソレイCEOが就く見通しで、会社名は今後決定する。

両社によると時価総額を合計すると約40億豪㌦(約3300億円)と、リチウム関連企業としては世界5位となる。

オロコブレはアルゼンチンのオラロス塩湖でかん水から炭酸リチウムを生産しており、同事業には豊田通商が25%を出資する。オロコブレと豊通は福島県楢葉町でも水酸化リチウムの製造事業に乗り出す予定で、オロコブレによると2022年にも製造を始める。ギャラクシーは西オーストラリア州で鉱石を採掘してリチウムを生産するほか、アルゼンチンやカナダでの生産も検討している。

EV市場の拡大で、リチウムイオン電池に使われる資源確保の動きは活発になっている。19年には車載電池世界大手の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)がオーストラリアのリチウム資源企業ピルバラ・ミネラルズへの出資を決めた。米テスラも同国ネバダ州でリチウムを含む粘土鉱床の権益を取得している。

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