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トンガ、家屋の津波被害が甚大 火山灰除去作業続く

(更新)

【シドニー=松本史】海底火山の大規模噴火から5日目を迎えた19日、トンガの被害状況が徐々に明らかになってきた。首都ヌクアロファのあるトンガタプ島では、津波により破壊された家屋が50戸にのぼり離島の被害も甚大だ。火山灰の除去作業が進むが、周辺国から航空機を使った支援物資輸送は20日以降になるとの見方が出ている。

国連人道問題調整事務所(OCHA)は18日、トンガタプ島で家屋50戸が破壊され約100戸が損傷を受けたと明らかにした。また海岸地域でインフラ施設の被害が大きいとの見方も示した。

トンガ政府は18日、噴火以降初めて発表した声明でトンガタプ島の北東にある離島、マンゴー島で全家屋が破壊されたと明らかにした。同島を含めこれまで計3人の死亡が確認された。

近隣のオーストラリアやニュージーランド(NZ)を中心に、支援活動が始まるが降り積もった火山灰や港湾施設の損傷が障害となる可能性がある。モリソン豪首相は19日午前「火山灰雲など(救助活動を行うには)非常に困難な環境だ」と述べた。

NZ政府は18日、飲料水や折り畳み式の貯水槽などを載せた軍の輸送機を派遣する予定だったが「滑走路の火山灰を除去する必要がある」(マフタ外相)ため見送った。トンガ政府からの要請に応じて迅速に支援を行えるよう軍艦をトンガ近辺まで派遣した。

NZ政府は19日、火山灰の除去が同日中に完了する見込みだと明らかにした。ヘナレ国防相は同日、ラジオ番組に出演し「一部の空港では人々が(機械ではなく)手作業で火山灰の除去を行っている」と述べた。また支援物資輸送のために必要な空港再開が早ければ20日朝になる見通しだと述べた。

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