/

台湾、リトアニアに代表機関 「台湾」表記を使用

【台北=中村裕】台湾の外交部(外務省)は18日、バルト3国の一つのリトアニアに代表機関を同日付で開設したと発表した。事実上、大使館として機能する。名称は「駐リトアニア台湾代表処」とし、「台湾」の表記を採用する異例の形となった。7月の設置計画の発表直後から中国は激しく反発してきたが、予定通りに開設した。

台湾が欧州に代表機関を置くのは2003年に設置したスロバキア以来、18年ぶり。リトアニアも22年初めに台湾に代表機関を設置する計画だ。

リトアニアは中国と国交を結び、台湾とは外交関係がない。ただ、最近は中国の態度に不信感を募らせ、台湾との関係を強めていた。台湾の外交部は18日、「台湾とリトアニアの関係協力に新たなページが開かれた」との声明を発表した。

台湾はこれまで欧米や日本に置く代表処の名称には、中国と国交を結ぶ相手国への配慮から「台湾」の文字は使用せず、「台北」を使用してきた。だが今回は、リトアニア政府が「台湾」の文字の使用も受け入れる異例の形となった。

中国と台湾は一つの国に属するという「一つの中国」政策を主張する中国政府にとっては、受け入れがたい決定となった。台湾がまるで中国から独立した存在であるかのような印象を、世界に与えかねないためだ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン